FXを低リスクで始めることは可能!ポイントは「少額取引」

「FXに興味はあるけど、大きな損失を出すのが怖い…」
「FXってどのくらいのリスクがあるの?」

初心者がまず抱えるのが、そんな不安ではないでしょうか。FXをやる以上、ある程度のリスクがあることは誰しも理解していると思いますが、気になるのはそのリスクが「具体的にどのくらいの金額になのか」ということですよね。ここでは、そんな不安を解消するハウツーを解説します。やり方次第で、リスクを回避してFXを始めることもできるんです。

①【FXを始める前に】FXって危ない投資なの?

FXと聞いてまず思い浮かぶ印象は「なんとなく危ない」「借金する」「ただのギャンブル」といったマイナスイメージのほうが強いのではないでしょうか。投資である以上、たしかに危ない面(リスク)は存在しますが、どのようなリスクがあるのかを「仕組みから理解」することでFXに対する印象は変わってきます。

まず、「借金する」といったリスクに関してですが、FXには「強制ロスカット」という仕組みがあるので、基本的には元本以上の損失を出すことはありません。借金となる原因は主に「強制ロスカットされたくない」といった心理が働くために起こります。

強制ロスカットとは、入金した金額に対し一定以上の損失が発生した場合、強制的に決済してしまうものとなるため、それを阻止しようと借金してでも入金を繰り返してしまうのです。

その結果、入金が間に合わなくなり強制ロスカットされ、借金が残ってしまうといった流れとなります。例えば、強制ロスカットが証拠金維持率50%以下の場合で試算してみます。はじめに100万円を証拠金として入金した場合、50万円の損失を超えたとき、強制ロスカットとなります。つまり、50万円の「損失が確定」してしまうのです。

それが嫌で借金してプラス100万円の追加証拠金を入金したとします。すると証拠金は200万円となるため、100万円の損失まで強制ロスカットされないようになります。つまり、「損失確定を逃れることができる」のです。これを繰り返したあげく、最終的に強制ロスカットされ借金が残ってしまう流れとなります。

基本的に入金した金額以上の借金は発生しないため、「余剰資金」で取引する限り、借金する心配はありません。逆を言えば、強制ロスカットにより「一定以上の資産が守られる」仕組みとなっています。通常、強制ロスカットまで損失が発生する前に「細かく損切り」していくのが賢明です。

余剰資金から始め、強制ロスカットを回避しようとしない限り、決して危ない投資ではないということを前提に、FX取引についての理解を深めていきましょう。

②FXのリスクをわかりやすく解説

資産を扱う以上、事前にリスクを把握しておくことは重要となります。FXにおけるリスクについてのポイントを抑えトレードしていきましょう。

レバレッジのリスク

レバレッジとは、「入金した金額を数十倍」にすることができるものです。例えば10万円入金した場合、レバレッジ25倍をかけると250万円の資金を持っている状態となり、250万円分の通貨を購入することができます。原資より大きな取引金額で為替取引を行う証拠金取引となるため、利益率も高いですが同時に損失も大きくなります。

仮に1ドル100円のときにドルを250万円分購入した場合、25,000通貨のドルを購入したことになります。購入後、1ドル99円になったとしたら99×25,000=247万5,000円となり、25,000円の損失が発生する計算となるのです。

もし、レバレッジを10倍にしていた場合、購入できる金額は100万円となり、1ドル100円のドルを10,000通貨まで購入できます。購入後、1ドル99円になったとしたら99×10,000=99万となり、10,000円の損失が発生する計算となります。つまり、レバレッジが高いほど「多くの通貨量を購入できる」ため、その分利益、損失も大きくなる仕組みとなります。

為替変動のリスク

為替変動のリスクとは、取引開始したときの価格から為替レートが変動することによって生じるリスクのことです。例えば、1ドル100円のドルがこれから「下がる」と予測してドルを売ったとします。予測通り下がれば利益となりますが、逆行し上昇すると損失となります。

仮に1ドルが110円まで上昇すると、10円もの為替変動分が損失(為替差損)となるのです。具体的に1ドル100円のドルを10,000通貨「売り」でエントリーした場合、もともと100×10,000=100万円の価値があったものが、110×10,000=110万円となり「価値が上がる」ことになります。

しかし、価値が下がると予測し「売り」でのエントリーしているため、10万円の「損失」となるのです。これが為替変動リスクです。

この為替変動は大きくなれば大きくなるほど為替変動リスクも高まります。最近では2008年に発生した「リーマンショック」以降、急速な円高が進む状況となりドル円の通貨ペアで110円前後だったのが、4年足らずで70円台まで円高が加速した為替変動が起きました。

為替変動リスクを考慮したうえで為替変動を利益に変えていける方法をみつけトレードをしていくことが大切です。

その他リスク

その他のリスクとしては、まず「スワップポイント」が挙げられます。スワップポイントとは2つの通貨の「金利差」によって付与される利益のことです。金利の低い通貨を売り、金利の高い通貨の買いポジションを持っておくとその金利差が利益となります。

しかし、逆に金利の高い通貨を売り、金利の低い通貨を買うと金利差分を支払わなければならなくなります。そのため、知らないうちにスワップ金利で「損失を被る」危険性があるので注意が必要です。また、金利変動もあるため、経済指標のチェックも必要となります。

次に、「システム障害」によって注文かできなくなることにより、思わぬ損失が発生する可能性も存在します。システム障害が起こるとログインできなくなるため、その間に大きな為替変動があった場合予想以上の損失がでてしまう恐れがあります。電子取引システムの欠点とも言えます。

また、「スリッページ」といって注文した価格と約定した価格にわずかなずれが生じるリスクやFX会社の「信用リスク」も存在します。スリッページは「ストリーミング注文」という注文方法でリスク回避することもでき、信用リスクについては、「自己資本比率の高さ」や「信託保全の万全さ」を確認することで回避しやすくなります。

③FXの低リスクな始め方|初心者はまず少額取引から

FXのリスクを文章で理解しても、実際にトレードしてみたほうがわかりやすいです。しかし、いきなり多額の資金でトレードを行うと大きなリスクを抱える可能性があります。そのためまずは「少額の資金からトレード」していくことをおすすめします。

少額からトレードすることのメリットは「リスクを最小限に抑える」だけではありません。これからFX取引を始める方にとって少額取引することには、いくつかのメリットが存在します。

まず1つ目は「自分に最適なトレード手法を見つける」ことができる点です。少額でトレードすることにより、資金不足になり退場することなく「数ある手法を試す」ことができます。

FX初心者の方でよくあるのが、初めから大きな資金でトレードし、取引スタイルが確立する前に退場してしまう現象です。トレード手法が確立する前に資金がなくなると「負けたまま」になってしまうため、もったいないと言えるでしょう。

初心者の方は少額でトレード手法を試し、自らに合うトレード手法を確立してから大きな資金でトレードすることをおすすめします。

2つ目は「トレードにおける投資家の心理を知る」ことができる点です。よく「デモトレード」などがありますが、デモトレードだと実際の資金を扱わないため、「値動きに対しての心理が働きにくい」です。

チャートの動きは「投資家の心理」が働くことによって変動するため、心理を理解しそれを逆手にとることで利益へと繋げることができます。そのため、少額でも実際の資金でトレードすることで「デモトレードでは得られないメリット」を得ることが可能です。

④株とFX始めるならどっち?両者のリスクと難易度を検証

よくFXと株式投資が比較されることがあります。世間的にはFXより株式投資のほうが一般的とされていますが、実際に投資を行う場合どちらが良いのでしょうか。それぞれの特徴を理解し、自分にとって最適な投資を行っていきましょう。

1.資金が少ない方や少額から始めたい方はFX

FXの特徴といえば、「高いレバレッジをかけられる」ことと「少額(数百円〜)からでも投資ができる」ことです。それに対して株取引は「数万円単位から資金が必要」なうえ「レバレッジも3倍程度」までしかかけることができません。そのため、少ない資金から始めたい方はFXがおすすめです。

2.たくさんの投資商品を扱いたい方は株式投資

FXは外国為替証拠金取引と呼ばれ、外国為替しか扱えないため種類も「30種類程度」となります。しかし、株式投資の場合は上場しているすべての企業が投資対象となるため、「約3,500種類以上」もの投資商品を扱えます。多くの投資商品を扱いたい方は株式投資が向いています。

ただし、種類が多いということは分析が難しく情報収集が大変といった側面もあります。また、為替は「国」の通貨ですが、株式投資は「企業」となるため倒産してしまう可能性も高いです。

倒産してしまえば入金した金額はなくなるため分析は慎重に行う必要があります。さらに種類が多いと中には取引量が少ない株も存在します。取引量が少ないと一部の株主の売買によって相場が大きく変動する恐れもあります。

3.多くの時間を投資に使いたい方はFX

FXは基本的に平日24時間いつでも外国為替取引が可能です。それに対して株式投資の市場は、平日の9時から11時半と12時半から15時の間と限られています。いつでも取引したい方はFXがおすすめです。

以上のことから、投資初心者の方はFXのほうが向いていると言えます。FXだと「少額から始められること」「分析対象が少ないこと」「為替を扱うため倒産などのリスクが少ないこと」がメリットとして挙げられるため、株式投資より比較的安全に取引できると考えられます。

⑤FXはいくらから始められる?少額なら4千円

FXは少額から始めることができると解説しましたが、具体的にいくらから始められるでしょうか。FX業者ごとに「最低取引通貨単位」が変わってくるため、最低取引通貨単位に合わせた必要最低限の資金について解説いたします。
最低取引通貨単位が10,000通貨〜となっている取引所の場合、1ドル100円のレートとしたとき100×10,000=100万円の資金が必要となります。レバレッジ25倍で計算すると100万円÷25=4万円の原資があれば FX取引できるということになります。

そのため、最低取引通貨単位が1,000通貨〜の取引所の場合は「4,000円〜」の資金で始められます。また、 FX取引所によっては「1通貨〜」が最低取引通貨単位となっており、「4円〜」取引できるFX会社もあるため、少額の投資資金で取引したい方やFX初心者の方におすすめできます。

⑥6.初心者が口座開設するなら?おすすめのFX会社2選

FX初心者の方は、中長期のFXトレードより短期のFXトレード(数時間〜数日)がおすすめです。中長期トレードとなると「経済指標を分析し、為替への影響を判断」しないといけないため難易度が上がります。短期トレードだと経済指標の影響を受けにくく、「チャート分析に集中」できるため初心者の方へおすすめできる取引方法となります。

短期トレードをするということは「頻繁に売買」することになります。頻繁に売買することで発生する取引コストのひとつとして「スプレッド」が挙げられます。スプレッドは売買する際に発生する差額のことで「取引するたびに発生するコスト」となります。

新規注文後すぐに決済注文を行い売買注文を完結させたとしてもわずかに差額が発生する仕組みとなっています。このスプレッドの幅は FX取引会社ごと違ってくるため、少しでも安い取引所がおすすめです。

スプレッドが安いことで投資家の間で評判の高い取引所として「DMMFX」が挙げられます。DMMFXはメジャー通貨である「ドル/円」のスプレッドが「0.3銭」と業界の中でも最狭水準を誇ります。

また、「LINE問い合わせ」のサポートも充実しているため、 FX初心者の方へおすすめできる取引所のひとつです。スマホアプリなど取引ツールも充実しているため口座開設していて損はありません。

また、少額でトレードを始められる取引所として「SBI FXトレード」がおすすめです。SBI FXトレードは「1通貨〜」の通貨単位から取引ができるため数円の必要証拠金から取引が可能な取引会社です。

これから裁量取引のトレードスタイルを確立させていきたい初心者の方は、SBI FXトレードの取引口座を開設し経験を積んでいくことをおすすめします。

⑦まとめ

  • 少額取引なら、リスクを抑えてFXを理解することができる
  • 自分に合ったトレード方法を見つけ出そう
  • 初心者にはDMMやSBIがおすすめ