デモで勝ってもリアルで負ける?FX練習アプリの落とし穴

FXには仮想のお金で取引の練習ができる「デモトレード」と呼ばれるのものがあります。
無料・リスクなしで始められるため、FX初心者にとってはとても便利です。
しかし、練習を続けすぎると逆に本番の取引で失敗する可能性があることを知っていましたか。本当にFXで稼ぎたいと考えているなら、少額での取引を始めることをおすすめします。
ここではデモトレードのメリット・デメリットと、その正しい利用方法をご紹介します。

①FX練習のためのデモトレードとは?

初心者がFX取引を始める場合、以下のようなトレードスタイルが考えられます。

  • デモトレード
  • バイナリーオプション
  • EA/自動売買
  • 少額取引

まずは、それぞれの特徴についてご紹介します。

1. デモトレードは「FX投資の無料体験」ができる

デモトレードは「仮想のお金を使う」こと以外は、リアルトレードとほぼ同じシステムなので、「チャート画面の設定」や「トレードの発注方法」といった、実際の使用感を確認することができます。またFX業者は無料でデモトレードのツールを提供しているので、ノーリスクで投資の練習ができる点も魅力。

使用するお金が仮想であること以外ほぼ同じなので、通常の取引に一番近いトレードができます。(通常の取引と何が違うかについては、この後に触れていきます)

2.バイナリーオプションは「シンプルに上昇/下落」を予想する

バイナリーオプションは、「為替レートが現在値より高くなるか、安くなるか」を当てるシステムです。

例えば、通貨ペアがドル/円で110円のときに買いポジションを持った場合、通常の取引なら「決済注文」や「ドテン注文」をいつでも発注することが可能ですが、バイナリーオプションは「5分後」や「10分後」に110円よりレートが高くなっているか(安くなっているか)を当てるだけになります。

そのため5分後の為替レートを予想する場合、一度ポジションを持ってしまうと途中で決済することはできず、5分後の価格が上昇/下落したかによって損益が決まります。通常のトレードとは違い、時間を区切って、ハイ&ローを当てる博打に近い取引手法になります。相場観のあるベテラントレーダーに好まれる傾向があり、初心者が手を出すと「ただのギャンブル」になりますので注意しましょう。

3. EA/自動売買は「システムトレード」で差益を狙う

EAは、自動売買のシステムを使ったトレード方法。システム自体は無料提供のサービスなのでコストを抑えられますが、いかんせん「システムに委ねる」しかないため、優秀なEAでないと利益を上げることは難しく、優秀なEAは有料になります。

またEAは、相場観のあるトレーダーが「自分で取引する負担を減らす」ために利用しています。EAにより自分の手法をシステム化して自動売買にすることで、裁量トレードの負担を減らすことを目的に利用されており、FX初心者の方には設定のハードルが高くなります。少額のお試しトレードでEAを利用することはできますが、相場観ありきの特徴がありますので初心者にはおすすめできません。

4. 少額取引は「最も堅実」なFXトレード手法

少額取引については、この後に詳しく触れていきますが、最も堅実なFXトレード手法と言えます。初心者にも低リスクで「リアルトレードの実践経験」を積むことができます。

②デモトレードでFXを練習するメリット

ここからは、FX(外国為替証拠金取引)初心者向けの練習として、「デモトレードがおすすめされる理由」について解説します。

1.無料で取引を始められる(初期投資がいらない)

デモトレードは、仮想のお金を使用するため「初期投資はゼロ」になります。始めるまでも煩わしい手続きなどはなく、無料でデモトレード用の口座開設をして、それから仮想のお金を使用してトレードする流れになります。FX初心者の方が「リアルトレードの前に、アプリの操作性をチェックしたい」や「いきなり本番の取引だと怖い」といった、不安を解消するために利用することがあります。

とくにFX初心者の方は、取引画面の設定やチャートの表示方法など、実際に始めてみないとわからないことが多くあります。本番のトレードで「決済注文/ドテン注文の方法がわからない」「設定したチャートが表示できない」のように、投資チャンスを逃すことがないよう、あらかじめデモトレードで練習しておきましょう。

またリアルトレードの場合は、FX業者で口座開設の手続きをする→審査が通ったらFX口座に入金→トレード開始という流れになりますが、デモトレードは「手っ取り早くリスクなしでトレードできる」点が魅力になります。

2.損失がない(実際に自分のお金は増減しない)

デモトレードは「バーチャルトレード」「バーチャルFX」「バーチャル取引」「仮想トレード」など、さまざまな名称がありますが、どれも同じサービスです。「仮想のお金」を使用するため、実際のお金は一切増減しないので、投資の入り口として利用したことがある方も多くいることでしょう。

デモ口座を開設すると、口座の入金額が自動的に設定される場合が多く、その額(仮想のお金)を利用してトレードすることになります。そのためノーリスクで「経済指標の発表に合わせたスキャルピング」とか、「すきま時間で確認するだけのスイングトレード」といった、リアルに近いトレード体験を重ねることが可能です。損失がまったくないおかげでFX初心者の方も気軽に始めることができ、リアルトレードの準備期間に、「FXの勉強をしながらデモトレードを行う」というスタイルで利用されることが多くあります。

3. 分析シュミレーションができる(試したい手法やテクニカルのテストができる)

実は、デモトレードを利用しているのは初心者だけではありません。ベテラントレーダーも新しい手法のテスト運用や、購入したEAの実績チェックのほか、「独自手法の勝率をノーリスクで確認したい」とか「本で読んだ手法が使えるか確認する」といった、本番前のテスト作業としても利用しています。

FX初心者の方も、超短期トレードのスキャルピングや仲値公示に向けた仕込み手法といった試したい手法、一目均衡表やボリンジャーバンド、移動平均線(MA)などの「使ってみたいテクニカル指標」がある場合に、ノーリスクでテスト運用する使い方ができます。リアルトレードで無駄に失敗することのないよう、デモトレードを使って練習しておきましょう。

fxのデモトレードのイメージ

③デモトレードの落とし穴!「デモで勝てても、リアルで負ける」

デモトレードで利益が出たとしても、本番トレードでは損失になることがよくあります。なぜデモトレードで上手くいっても、本番で失敗するのでしょうか?

1. デモトレードだと「リアルタイムの注文スリップ」が起こらない

デモトレードは通常の取引とほぼ同じシステムではありますが、リアルタイムの注文スリップの影響がありません。そのため本番トレードになると「速報による価格急落/急騰」や「時間帯によっては、市場参加者が少ないため急変動する」といった、注文スリップによる損失を被る可能性があります。何が起きたのか把握できないうちに大損する危険性があるため、デモトレードで上手くいっても本番トレードで失敗することがあります。

2.経済イベントのレート変動幅が小さく表示される

デモトレードは経済イベントなど、為替レートが急変動するときに「変動幅が小さく表示される」機能があります。本番トレードでは、もろに変動するため「練習と様子が違う」と戸惑うことがあるかもしれません。デモトレードは、あくまでバーチャルトレードですので、本番の為替レートの動きについていけないことがあります。

3.本番トレードでは心理状態が全然違う

デモトレードは自己資金ではないので、いつかプラスになると思い「放置トレード」をしてしまうことがあります。しかし、本番トレードではロスカットにより全損する可能性がありますので、含み損に耐えられない方が多く、細かい損切りを繰り返してしまうことがよくあります。また損失を出すと「損失を出した分だけ取り返してやろう」と冷静な判断ができなくなり、負のループに入ることになります。

とくにFX初心者の方は、1回目の取引内容を2回目の取引まで引きずってしまうことがあります。要するに「一回目で損失を出した」「利確を待てずに中途半端な価格で決済してしまった」など、一回目のトレードで失敗してしまうと、「次は狙い通りになるだろう(なってほしい)」と感情的になって、さらに損失を拡大してしまう、負のループに入ることになります。

デモトレードは実際のお金が減る可能性がゼロですので、感情的にならず冷静にトレードすることができますが、リアルマネーを使って挑む本番トレードでは様々な感情により、ミスを連発しやすくなります。そのため、「デモトレードで練習した通りにトレードすれば儲けられる」と思って、いざ本番トレードに移行すると大損するパターンが多くあります。

多くのFX初心者の方は、この違いを把握しておらず「デモトレードで練習するのが良い」「堅実にトレード練習するならバーチャル取引をしよう」と判断してしまい、本番トレードとのギャップに打ちのめされることになります。堅実に相場観を養うには、低リスクで練習できる「少額取引」を利用する方法があります。

④おすすめのFXトレードの始め方は「少額取引」で実戦経験

損得のないデモトレードを続けるよりも、実践的な経験が積める本番トレードの方が「リアルな相場観」を養うことができます。そうは言っても「損失が怖い」という方はSBIFXが提供している「少額取引」を利用してみましょう。

一般的なFX業者は10,000通貨から取引対応としていますが、SBIFXは1~100通貨から取引できます。10,000通貨の取引で、為替レートが1円動くと10,000円の損益(損失/利益)になりますが、SBIFXは1~100通貨から取引できるため、1円の変動があったときにも1円~100円の損失で済むので、投資リスクを抑えられます。

FX初心者の方にとって「投資リスク」の許容度は異なりますが、SBIFXでは本番トレードを低リスクで行うことができ、デモトレードのように「注文スリップがない」「レート変動幅が小さく表示される」また「心理状態が異なる」といった、本番トレードとのギャップもありません。つまり低リスクで、リアルな相場観のFX体験ができる点が魅力です。

⑤SBIFXのアプリがFX初心者におすすめの理由

初心者の方が使いやすいトレードアプリを選ぶなら、FX会社提供の中でも「SBIFX」がおすすめです。SBIFXのトレードアプリは、以下の点が魅力。初心者にも使いやすいトレードアプリを提供しています。

  • チャート設定/保存機能がついていること
  • アイコン/補足テキストが使用できること
  • 見やすいレイアウトにより、投資チャンスを逃すことなくトレードできる
  • 豊富なテクニカル指標を利用できる

またSBIFXはスマホ用/PC用のトレードアプリを提供しており、取引ツールはさまざまな取引方法で活用できるため、FX初心者の方からベテラントレーダーまで広く愛用されています。これからFX用のトレードアプリを利用される方や、すでにトレードアプリを利用されている方も、SBIFXのトレードアプリを利用することで、より快適なトレード環境をつくることができます。
その他の魅力としては

  • 業界最狭水準のスプレッド
  • 最良水準のスワップポイント
  • 各種手数料が無料なので、低コストで取引できる
  • 1通貨の証拠金4円からトレード可能

などがあり、低リスク&低コストで投資デビューしたい方におすすめのFXアプリです。

⑥まとめ

  • 初心者が「まず練習する」ために、デモトレードは便利
  • ただし「デモで勝てたからリアルでも勝てる」とは限らず、むしろ「リアルだと負けてしまった」というケースも多い
  • デモである程度FXの仕組みを理解したら、少額取引を始めてみるのがおすすめ

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