FX会社・通貨ペア・トレード手法…。初心者に向いているのはコレ!

「FXを始めたいけど、決めなきゃいけないことが多すぎてわからない…」

初心者がまず突き当たるのがこの問題です。どのFX会社を使うか、どういうスタイルでトレードするか、すべてユーザーが選択しなければなりません。そのため「選択肢が多すぎて決められない」という悩みを抱えている人も多いのでは?
この記事では、数ある中から「比較的初心者に向いているもの」をご紹介します。

①FX会社の選び方とランキング

これから FXを始めたいと考えている方にとっては、「たくさんある FX会社の中でどこがいいのか」というのは判断が難しいですよね。
悩みを解決する第一歩としては、まず「選ぶポイント」を理解することが大切です。

初心者がFXの会社を選ぶときのポイント3つ

1.手数料(スプレッドが0.3銭以下であるか)
スプレッドとは、通貨を買ったときと売ったときの「差額」のことです。例えば、スプレッドが0.3銭の取引所で1ドル100円のときにドルを1通貨購入し、すぐに売却したときの売却額は99.997円となります。

つまり、0.003円が「1回のトレードで発生する損失」。もし、ドルを10万通貨購入した場合は、1,000万円で購入し999万9,700円での売却となるため、300円の差額がでます。

一度の取引で300円の差額が出るため100回取引した場合、30,000円ものスプレッドを支払うことになります。これから FXで取引をしていく場合、「取引するたびにを支払う」こととなるスプレッドは少しでも安い方がありがたいと言えるでしょう。

数ある取引所を比較すると「0.3銭以下」であるかどうかが安さの基準となりますので、0.3銭以下であることをFX会社選びの参考にして、少しでも取引コストを削減していきましょう。

2.FX会社の信頼性
FXは、自らの資産そのものを取り扱います。そのため、資産を預ける FX会社は「信頼性があるかどうか」を見極める必要があります。

信頼性を判断する具体的な基準

自己資本率
会社の財務状況を確認する指標のひとつ。自己資本比率は高ければ高いほど倒産しにくいとされているため、自己資本比率の高い取引所で取引したいところです。

上場しているかどうか
上場するためには、時価総額など「会社の力量や信用」に関わる厳しい審査基準を通る必要があります。つまり、上場していること自体が「会社の信頼性」に直結します。

ただし、上場する目的のひとつとして「資金調達」が挙げられるため、資金力の高い会社はそもそも上場する必要性がない場合もあります。そのため上場がすべてではないものの、厳しい審査を通過した信頼性の高い証券会社とも言えるでしょう。

信託保全がしっかりしているか
信託保全とは「お客様」であるFXトレーダーの資産と、FX取引業者の資産をわけて管理すること。お客様の資産を信託銀行に預けることで、万が一FX取引業者が倒産した場合でも「お客様の資産は守られる」仕組みとなっています。

FX取引業者は信託保全を義務付けられているため、基本的には資産は守られますが、「信託銀行自体の信頼性」や「複数の信託銀行にリスク分散しているか」などが差別化の基準となります。

3.少額で取引ができるか

初心者は、少額での取引から始めてみましょう。なぜなら、FXはレバレッジをかけて原資を数十倍にすることができるため、「損失も想定より大きくなる」リスクが存在するからです。

そのため、少額から取引して慣れていく方が不安が少ないと言えます。ただし、FX会社には「最低取引通貨単位」というものがあり、「これより少ない通貨単位での取引はできません」というラインが決まっています。最低限必要な通貨量はFX会社によって異なるため注意が必要です。

一般的には「10,000通貨から取引可能」としているFX会社が多いですが、1,000通貨や1通貨から取引できるところも存在します。
初心者の方は、事前に「最低取引通貨単位」を確認し、できるだけ少ない資金から取引できるFX会社を検討してみましょう。

あなたに合ったFX会社とは?

会社ごとスプレッドや最低取引通貨単位などに違いがあり、「どのように取引したいか」によって最適なFX会社が変わってきます。トレード手法をイメージしながら「自分に合っているFX会社」を探しましょう。

手数料を安く抑えたい方

手数料(スプレッド)が安いことでメリットが多くなるのは、取引回数が多い人。つまり「短期間でのトレード」をする人です(例えば数時間や、長くても数日)

短期間でトレードすると細かい上下の値幅も獲得していけるため、「小さな利益をコツコツ積み上げたい」という人は必然的に短期間トレードになってきます。取引の多い人にとってスプレッドの狭さは口座選びの基準になります。

このようなトレードスタイルを予定している方は、「DMMFX」をチェック。DMMFXはメジャー通貨である「ドル/円」のスプレッドが「0.3銭」と業界最狭水準。
また、取引手数料も無料かつ FX業界で初の「LINE問い合わせ」も対応しており、FX初心者の方にとっても心強いサポートがあります。スマホアプリも使いやすいため、外出先で取引したい方にも向いています。

長期保有でスワップポイントを狙いたい方

スワップポイントとは、2つの通貨の「政策金利差」によって毎日付与される利益のことです。つまり「金利の安い通貨を売り金利の高い通貨を買う」ことで利益を得ることができます。

スワップポイントを狙いたい場合は、数ヶ月から数年単位で多くの通貨量を保有する手法が主流となっています。このスワップポイントは「FX会社ごとに付与額が異なる」ため、できる限り多くのスワップポイントが付与されるFX会社を選択することが賢明です。

スワップポイントが高いことで評判の良いFX会社は「GMOクリック証券」です。GMOクリック証券では、高金利の通貨として知られる「トルコリラ」も取り扱っており、トルコリラのスワップポイントも業界内で高い水準を誇っています。

まずは数百円から取引を始めたい方

少額からトレードを行いたい方は、「SBI FXトレード」をチェック。SBI FXトレードでは「1通貨」の取引単位から注文できるため、仮に1ドル100円とした場合、100円から購入できます。レバレッジは最大25倍のため100円の25分の1の原資(つまり4円)があれば取引が可能。

初心者がFXの基礎を学ぶためには「デモトレードを体験してみる」という方法もありますが、「デモより少額取引で実践を積んだ方がいい」と語る人も多くいます。デモトレードでは実際のトレード画面と少し仕様が違うことがあるのと、なにより実際にお金を投資し、リアルなトレードをしていくほうが上達が早い傾向にあるためです。
また、SBI FXトレードでは口座開設キャンペーンとして新規口座開設したお客様への特典がつくキャンペーンも行っています。

自動売買でトレードをおまかせしたい方

初心者はテクニカル手法についての知識が不足しており、「自分自身に合ったトレード」も確立されていません。自分流のトレードができるようになるまでは、一定の期間が必要となります。

その期間を有効的に活用する手段として多く利用されているのが「FX自動売買取引」です。自動売買取引とは文字通り「自動で取引してくれるシステム」のこと。自動売買において投資家の間で評判の良いFX会社は「インヴァスト証券」です。

インヴァスト証券のシストレ24は、複数ある自動売買プログラムの中から成績の良いプログラムを選択することが可能。また、相場状況に合わせて自動でプログラムを入れ替えていく「フルオート」という機能もあるため比較的低リスクで資産運用していくことができます。

②FXを始める前に知っておきたい初心者向けの通貨ペア

FX会社が扱っている通貨はたくさんあります。日本円だけでなく、米ドル、ユーロ、ポンドなど世界各国の通貨があり、ユーロ/円やユーロ/米ドルなど「取引通貨ペア」もさまざまです。通貨や取引通貨ペアによって値動きも異なってくるため、事前に特徴を把握し効率的なFXトレードをしていきましょう。

⑴初心者が初めて取引するなら米ドル/円の組み合わせ

初心者の方が初めて外為取引する場合、「米ドル/円」の組み合わせが一番メジャーとされています。ドル円には、自国通貨である日本円が含まれるため、政策金利やインフレなどの状態を身近に感じやすく「ファンダメンタルを読みやすい」面があるためです。

また、値動きも比較的落ち着いている通貨ペアであるため、「一時的に急な値動きが起きにくい」という特徴があります。急な値動きが起きにくいとロスカットになる可能性も低くなるため、初めて為替の通貨取引する方にとって米ドル/円はメジャーな取引通貨ペアとなっています。

逆を言えば、「値動きが激しい通貨ペア」は初心者向けでないと言えます。例えば、ポンド/円やメキシコペソ/円などは値動きが激しい傾向にあるため、ロスカットなどの危険度が高まります。その他にも新興国通貨は国の情勢によって大きな影響を受けるため、テクニカル手法だけでは方向性を読みにくいといった特徴があります。

そのため、まずは米ドル/円から始めて、慣れてきたら他の通貨ペアの値動きも確認していくといいでしょう。それにより特徴がわかってくれば、取引する通貨ペアを増やしていくことで投資のフィールドを拡大していくことができるはずです。

⑵通貨ペアの特徴をそれぞれ紹介

日本円
日本円は米ドルとユーロに次ぐ取引量を誇ります。政策金利はマイナス状態なので、高金利の通貨との金利差を利用し、スワップポイントを狙ったトレード手法を活用できます。また、世界情勢が不安定になってくると円が買われるといった特徴があります。

米ドル
米ドルは世界の基軸通貨であり、米国の情勢に影響されやすい特徴があります。米国の情勢は比較的入手しやすいため、方向性を判断しやすい通貨です。取引量が多いため、比較的安定したトレードが望めます。スプレッドも狭いためスキャルピングに向いています。

ユーロ
ユーロは米ドルに次ぐ基軸通貨であり、米ドルと同じく取引量が多く安定しており、スプレッドも狭いためスキャルピング向きです。

英ポンド
英ポンドはメジャー通貨の中では値動きが激しいため注意が必要です。ただ値動きの激しさを逆手に取り、短い期間で大きな値幅を期待してトレードする人も少なくありません。

カナダドル
カナダドルは米国の隣国であるため、米国の影響を受けやすい特徴があります。また、カナダは資源が豊富ということもあり、天然ガスなどの価格動向と相関性が高い通貨です。

豪ドル
豪ドルはオーストリアの通貨であり、かつては高めのスワップポイントが人気でしたが、年々政策金利が低くなっています。取引量は少ないため一部の機関投資家などによるストップ狩りなどで変動しやすい特徴があります。

ニュージーランドドル
ニュージーランドドルも豪ドルと同じく、かつては高いスワップポイントが魅力でしたが、現在では高い利益は期待できなくなりました。豪ドルとの連動性が強いという特徴があります。

スイスフラン
スイスフランは有事の際に買われる傾向がある通貨となります。そのため、戦争などの話題が高まった際などはスイスフランが高騰する可能性があります。

南アフリカランド
南アフリカランドはスワップポイントが高い通貨として有名。そのため、スワップポイントを狙った手法が主流ですが、値動きも激しいため資金管理には注意が必要です。また、金の生産国として有名であり、金の価格との相関性が高い通貨です。

③初心者向けのトレードを手法を詳しく解説

⑴【基本】FXのトレード手法を簡単におさらい

FXで利益を狙うには、「値動きを予想し的中させること」が重要になります。景気によって利益が決まるのではなく、「値動き」を予想するのです。景気に左右されず利益を狙えるのがFXの大きな特徴であり、魅力のひとつです。

⑵初心者向けのトレードスタイルは短期型

初心者向けのトレード手法は短期型です。期間は数時間〜1日以内で売買を完結させるトレードとなります。なぜ短期型がいいのかというと、「チャート分析に集中してトレードできる」ためです。

中長期のトレードの場合、経済指標から情報を収集し取引価格の方向性を読む必要がでてきます。「経済指標が為替にどのような影響を及ぼすのか」を把握しておかないと判断が難しく、その他のファンダメンタルにも気を配り判断していく必要もあるため、初心者の方には難しいトレード手法となります。

そのため、短期トレードで「損切り」と「利益確定位置」を事前に決め、計画的にトレードしていきましょう。なんとなく買ってみたり、なんとなく売ってみたりすると、逆行したときに損切りしにくい心理が働き、証拠金維持率が低下し「強制ロスカット」まで持ち込んでしまう危険性が出てきます。

また、チャート分析の際にはテクニカル手法を利用しますが、たくさんのテクニカル手法をごちゃ混ぜにすると、最初は混乱してしまうことがあります。

テクニカル手法はあくまで「投資家が意識するポイント」を見極めるためのものなので、最初は投資家の方がよく利用するサポートライン、レジスタンスライン、トレンドラインなどからチャート上に描写してみるといいでしょう。

⑶スワップポイントを狙った手法

スワップポイントは、2つの通貨の「政策金利差」によって利益が発生する仕組みとなっています。金利の安い通貨を売り、金利の高い通貨を買うことでスワップポイントを獲得できます。

たとえば、2019年12月時点の日本円の政策金利は-0.1%でトルコリラは14%となっているため、金利差は14.1%となります。仮に1トルコリラが20円のときに100万通貨購入した場合、20×100万=2,000万×14.1%=282万円がスワップポイントとして付与されます。

ただし、これはあくまでも為替差損が発生しない場合の試算。為替の値動きによってはスワップ益以上の損失を被ってしまう場合もあるので注意が必要です。

⑷決めたルールどおりにトレードしてくれる自動売買

自動売買とは、文字通り「自動で取引を行うシステム」。初心者でも、設定するだけで「勝手に機械的な自動トレード」をしてくれる優れものです。

数ある自動売買プログラムの中から「過去の成績が良いもの」を選択し、実行していくことができます。また、「相場環境に合わせて自動でプログラムを変更していく」サポートも存在します。

自動売買取引は、初心者はもちろん、FX歴の長い上級者の方にもメリットがあります。順調にトレードできていたのに一時的な感情に流されて「トレードルールから外れた売買」をしてしまい、大損するといった事例も多いからです。

ただし、相場は常に変動するため、過去に良い成績を挙げた自動売買プログラムもこれからの相場には通用しなくなる可能性があります。

また、「相場によって向き不向き」があるため、FX自動売買システムも常に利益が見込めるといったものでもありません。このようなリスクを考慮したうえで実行していけば、比較的利益の出る確率が高い手法となります。

⑸それでも不安な人はまずは少額取引から

トレード手法にはさまざまな手法が存在しますが、FX初心者の方はどの手法が合っているか知識を増やしただけでは実感しにくいでしょう。効率的にトレード手法を見つけていくには、「少額取引からトレード」することをおすすめします。

「デモトレード」なども取引方法を見つける良い手段ではありますが、実際の取引に勝るものはないと考えます。デモトレードは実際のトレード画面と仕様が違う場合があったりするためです。その点、少額取引なら「実際のお金が損失するリスク」があり、プレッシャーを感じることで「トレードにおける心理」を学ぶことができます。

トレードにおける心理は、取引を行ううえで重要なポイントとなります。例えば、このラインで買ったトレーダーたちは「この価格帯まできたら利益確定するだろう、または損切りするだろう」といった心理を逆手にとることで理にかなったトレードがしやすくなるためです。

トレード手法を探るだけでなくトレードにおける心理を学ぶためにも、デモ口座より少額から取引できる口座を開設して積極的にトレードをしていきましょう。

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